プロポーズといえば、指輪を添えて行うものといったイメージが強いのではないでしょうか。ですが、男性の中には指輪なしで気持ちを伝えたいと検討している方もいるはずです。
そこで「指輪なしでもプロポーズをして良いものなのか?」「指輪は用意できないけれど、彼女に喜んでもらいたい」と考えている方のために、おさえておきたいポイントを解説します。
この記事を読むことによって、そもそも指輪なしのプロポーズはアリなのか、どうすれば指輪がなくても成功するのかなどが見えてくるので、是非参考にしてみてください。
プロポーズは指輪なしでも良い?
プロポーズとは、結婚相手に対し「あなたと結婚したい」といった意思を伝えることをいいます。口約束ではありますが相手が承諾すれば結婚の約束が交わされることになるので、非常に重要なイベントです。
プロポーズをする際、言葉だけでも良いのですが、日本では古くから婚約指輪を添えるのが定番となっています。婚約指輪は、婚約の証であることから、プロポーズとセットで贈るものだと考えている方も多いでしょう。
実際にどの程度の方がプロポーズで指輪をもらっているのかについて、結婚情報誌で知られる「ゼクシィ」が行った調査があります。その結果、結婚指輪をプロポーズの際に受け取った方は44.9%との結果になりました。
参考:株式会社リクルート:ゼクシィ結婚トレンド調査 2022
あくまでプロポーズのタイミングで受け取った方の割合ではありますが、全体の半数を切っています。
一方、結婚式場口コミ情報サイトである「みんなのウェディング」が2023年2月に行ったアンケートでは、プロポーズでプレゼントされたいもの第1位は「婚約指輪」との結果です。その割合は57.0%でした。
参考:みんなのウェディング:女性がプロポーズでプレゼントされたいものベスト8!指輪以外のオススメと気になる予算相場は?
婚約指輪をもらっている方が半数を切っているのに対し、半数以上の女性は指輪を贈って欲しいと考えています。
このことを考えると、プロポーズ時に婚約指輪は必須とは言えないものの、できれば用意しておきたいです。
指輪なしのプロポーズでも良いという女性の意見
全ての女性が、婚約指輪を必須と考えているわけではありません。指輪なしでも良いと考えている女性としては、以下のような意見を持っているようです。
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女性の意見①自分の好きなデザインを選びたい
「婚約指輪はいらない」といった意見ではなく「自分の好みに近いものを選びたい」といった意見です。実際に、婚約指輪を受け取った女性の中には「プレゼントしてくれたのは嬉しいけれど、デザインが好みではなかった」と、少しがっかりしてしまった方もいるようです。
自分の好みで選べれば、そういった心配もありません。結婚することが決まった後に自分で選びたいと考えている女性も多くいます。
女性の意見②お金の面で無理をして欲しくない
結婚後はなにかとお金がかかるので、婚約指輪で無理をして欲しくないといった意見です。ただ「できれば欲しいけれど」といった前提の方が多いようなので、無理のない範囲の金額で購入できる婚約指輪なら是非受け取りたいといった意見ともいえます。
口では「お金がもったいないからいらないよ」と言ってくれる女性でも、本音は違う可能性も考えておきましょう。
プロポーズに指輪無しで臨む男性の意見
婚約指輪なしで臨もうと考えている男性もいます。そういった男性の主な意見は以下のとおりです。
男性の意見①彼女にピッタリなものを贈りたい
サプライズで婚約指輪を用意しておくのではなく「結婚が決まったら、彼女が納得できるものを相談しながら用意したい」といった意見です。好みのデザインが分からない、そもそも指輪のサイズが分からないといった方もいるでしょう。
自分の判断だけで選ぶと彼女の好みに合わないといったこともあるので、そういった失敗を防ぐための方法です。
男性の意見②断られたら無駄になってしまう
結婚を申し込んでも、女性からの返事に自信がない方もいるでしょう。そういった場合、万が一断られてしまった時のことを考え、プロポーズ時には婚約指輪を用意しておかない方もいるようです。
男性の意見③用意したいけれどお金がない
本当は用意したいものの、お金がなくて用意できないといった意見です。ただ、指輪の価格を抑える、その他結婚費用を削るなどで対応できることが多いといえます。
指輪なしでも喜ばれるプロポーズの方法
指輪なしで気持ちを伝えようと決めたのであれば、どのようにプロポーズするのかについて考えましょう。以下のような方法があります。
方法①指輪なしでもプレゼントを用意する
指輪がないだけではなく、プロポーズ時のプレゼントが何もないのは良くありません。例え後から購入するつもりだったとしても、何かプレゼントを用意しましょう。
例えば、手紙を添えて花束を贈ってみてはいかがでしょうか。旅行やディナーなども定番ではありますが「もの」として残せるものだと、後からプロポーズされた時の感動を振り返ることができます。
高価なものである必要はないので、ネックレスやピアス、時計なども良いでしょう。
方法②場所とシチュエーションを工夫する
婚約指輪を用意して箱パカすればそれだけでロマンチックですが、指輪がない場合は場所とシチュエーションに工夫が必要です。
プロポーズに選ばれる代表的な場所といえば、高級レストランや初デートの場所、夜景のキレイな場所などです。
また「外だとどうしても人目があるので、落ち着いて向き合えるように家でプロポーズした」といった男性も多くいます。
ただ、家でプロポーズする場合もシチュエーションにはこだわりましょう。普段着でだらだらしながら結婚を申し込んでも特別感はありません。プロポーズされても「本気かな?」と思われてしまう可能性もあります。
方法③婚約後に一緒に指輪を買う約束をする
婚約後に指輪を購入することを検討しているのであれば、プロポーズが成功した時に指輪を買う約束をしておきましょう。後から準備するつもりでもそれを伝えておかないと、彼女をがっかりさせてしまう恐れがあります。
「好みのデザインのものを一緒に選びたい」など、一言添えておきましょう。
指輪無しでも彼女を喜ばせるためのポイント
指輪なしのプロポーズでも彼女に喜んでもらうためには、いくつかポイントがあります。以下に注目してみてください。
ポイント①プロポーズ方法は彼女の好みも考える
自分が完璧だと考える方法が、彼女にとってもそうとは限りません。例えば「特別なシチュエーションでプロポーズして欲しい」と考えている彼女にとって、普段どおりのデートでプロポーズされても響かない可能性があります。
また、リスクが高いといえるのがフラッシュモブでのプロポーズです。実は、女性からの評判は良くありません。サプライズ演出の程度によっては引いてしまう可能性もあるので、彼女の性格や好みを十分に考慮しましょう。
ポイント②十分な準備をする
きちんと準備をしておくのが成功の秘訣です。例えば、屋外でプロポーズする場合はプロポーズ場所の下見をしておくと良いでしょう。
口コミをチェックしてもそれが最新のものとは限りません。例えば人気のない静かな場所でプロポーズしようと思っていたのに、選んだ場所は人が溢れていたなどのトラブルも考えられます。
口コミで「夜景がキレイ」と情報があったので選んだところ、そうでもなかったなども考えられるでしょう。ぶっつけ本番のような状態になってしまうとリスクが高いです。
ポイント③別のプレゼントも慎重に検討する
指輪なしの場合は別のプレゼントを用意しておくのがオススメと紹介しましたが、プレゼントの内容は慎重に検討が必要です。
特に「後から婚約指輪を用意しようと考えているから、プロポーズ時のプレゼントは簡単なもので済ませてしまおう」と考えるのは危険です。そもそもプロポーズが成功しなければその先には進まないからです。
彼女に特別感を感じてもらえるようなプレゼントを用意しましょう。
また、指輪を準備する気持ちがあることを伝えやすくするため、プロポーズリングを用意するのもオススメです。1万円程度で購入できるものもあり、婚約指輪が準備できるまでの仮の指輪として贈ります。
「指輪は後から準備したいけれど、やはりプロポーズの際にも贈りたい」と考えている方にピッタリです。
指輪なしでもいいけれど憧れている女性が多い
いかがだったでしょうか。プロポーズをするにあたり、指輪は必須なのかについて解説しました。近年は考え方が変化しており、必ずしも指輪が必須とはいえません。
ですが、プロポーズの時に用意できなくても、落ち着いたら彼女にすてきな指輪を贈ることについて検討してみてはいかがでしょうか。
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