婚約指輪の購入を検討されている方の中には、定番の宝石であるダイヤモンドはどのくらいの大きさにすれば良いのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
婚約指輪についたダイヤモンドは、大きさによって見栄えや雰囲気が変わります。
そこで本記事では、婚約指輪につけるダイヤモンドの選ばれやすい大きさや失敗しない選び方などを紹介します。
婚約指輪につけるダイヤモンドの大きさの選び方を知りたい方は、是非最後までご覧ください。
ダイヤモンドの単位「カラット」とは
お店やWebサイトなどでよく目にする、宝石のカラットとはどのような意味なのかご存知でしょうか。
カラットと聞くと、ダイヤモンドのサイズだと勘違いされることがありますが、実はカラットはダイヤモンドの重さを表す単位です。
1カラットは0.2gで計算されており、カラットが大きくなることに比例してダイヤモンドのサイズも大きくなります。
そのため、カラットの意味をサイズだと勘違いしてしまう方も多いです。
ダイヤモンドは、カラットを含めた4Cと呼ばれる4つの評価基準によって価格が決まります。
4Cとは、Cut(カット:輝き)・Carat(カラット:重さ)・Color(カラー:色)・Clarity(クラリティ:透明度)の4つの要素によって構成されており、それぞれの頭文字をとっています。
カラットは、4Cのうちの1つとなっているため、ダイヤモンドの評価を決めるにあたって必要な要素になります。
カラットを大きさにするとどのくらい?
カラットを大きさで換算した場合のダイヤモンドの大きさは、直径で表すことができます。
カラットに対するダイヤモンドの直径は、以下の通りです。
カラットに対応したダイヤの直径
- 0.1カラット…約3.0mm
- 0.5カラット…約5.2mm
- 1.0カラット…約6.5mm
- 2.0カラット…約8.2mm
- 3.0カラット…約9.3mm
カラットが大きくなるほど、ダイヤモンドのサイズも比例して大きくなるため、価格も高くなります。
婚約指輪で選ばれることの多いダイヤモンドの大きさ
続いて、婚約指輪で選ばれることの多いダイヤモンドの大きさを紹介します。
ゼクシィの結婚トレンド調査2020によると、婚約指輪の購入の際は「0.2~0.3未満」のカラット数を選んだ方が一番多く、次に「0.3~0.4未満」のカラット数が続きました。
(参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2020)
https://souken.zexy.net/data/trend2020/XY_MT20_report_06shutoken.pdf
婚約指輪は普段使いする方も多いので、比較的派手になりすぎない大きさのダイヤモンドを選ぶ方が多いようです。
そのため、ダイヤモンドの大きさ選びに悩んだ際には、0.3カラット前後を選ぶことをオススメします。
ダイヤモンドの大きさによって変わる価格の相場
ダイヤモンドは輸入していることがほぼ100%なので、為替の影響を大きく受けます。
為替の変動により、円安になると高く、円高になると安くなるのです。
ただし、ダイヤモンドの相場は日々変動しているため、厳密な相場はありません。
また、ダイヤモンドを0.1カラット上げると10万円程度費用が高くなるとも言われていますが、あくまでダイヤモンドの価格は4Cの総合評価によって決まります。
4Cの評価の高さに比例して、価格も高くなっていきます。
婚約指輪に使用されるダイヤモンドは0.3カラットが一般的ですが、0.3カラットの相場は約35万といわれています。
婚約指輪につけるダイヤモンドの大きさの選び方
ここからは、婚約指輪につけるダイヤモンドの大きさの選び方を3つ紹介します。
選び方① 女性の指のサイズに合ったダイヤモンドの大きさを選ぶ
1つ目の選び方は、女性の指のサイズに合ったダイヤモンドの大きさにすることです。
華奢で指が細い女性には、ダイヤモンドが大きすぎると見栄えが悪く見えてしまうので、ダイヤモンドが大きすぎない指輪を選ぶと良いでしょう。
逆に指が太めの女性には、ダイヤモンドが大きくても似合いますし、小さくても指を細く見せられます。
女性の指のサイズに合わせて指輪を選ぶことで、見栄えを良く見せることが可能です。
選び方② 雰囲気に合っているダイヤモンドを選ぶ
2つ目の選び方は、贈る相手の雰囲気に合っているかどうかです。
婚約指輪のダイヤモンドの大きさを検討する際、贈る相手の雰囲気に合わせた大きさを選ぶことも重要です。
婚約指輪は0.3カラットのダイヤモンドを選ぶ方が多いですが、0.3カラットは目立ち過ぎず大人し過ぎない大きさといわれています。
そのため、渡す相手の雰囲気に合うサイズのダイヤモンドがついた婚約指輪を選びましょう。
選び方③ 用途に合ったサイズを選ぶ
3つ目の選び方は、用途に合ったサイズを選ぶことです。
婚約指輪を着ける方の中には、日常の普段使いとして着ける方もいるので、用途に合った選び方も大切です。
普段使いとしても使える婚約指輪のサイズとしては、0.3~0.4カラットがオススメです。
1.0カラットなどのあまりに大きすぎるサイズのダイヤモンドがついた指輪では、輝き方が強く目立ち過ぎるので普段使いとして着けることが難しいと感じる方もいるでしょう。
なるべく予算を抑えつつ、大きなダイヤモンドの婚約指輪を購入するコツ
「相手に合った大きなダイヤを選びたいが、予算内に収まらない」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時に使える、費用を抑えるコツを2つ紹介します。
コツ① ダイヤモンドを大きく見せるデザインを選ぶ
1つ目のコツは、ダイヤモンドを大きく見せるデザインを選ぶことです。
ダイヤモンドのカラットが小さかったとしても、デザインによってダイヤモンドを大きく見せることも可能です。
例えば、リングの中央にあるダイヤモンドを小さい粒のダイヤモンドで囲うデザインや、フレームのセンターのダイヤモンドを強調するデザインなどが挙げられます。
他にも、様々なデザインがあるので気になる方は直接店舗で見ることをオススメします。
コツ② カラット以外のグレードを下げる
2つ目のコツは、カラット以外のグレードを下げることです。
ダイヤモンド4Cと呼ばれる、「カット:輝き」「カラット:重さ」「カラー:色」「クラリティ:透明度」の総合評価によって価格が決まります。
カラットを最優先として、他のカットとカラー、クラリティのグレードを少し下げることでも費用を抑えることが出来ます。
ただし、カラットは価格に一番影響する要素となるので、カラット以外のグレードを下げても、大幅に価格を抑えることが出来ないので注意しましょう。
関連記事:婚約指輪につけるダイヤモンドのクラリティとはなに?
婚約指輪につけるダイヤモンドは0.3カラットが多く選ばれている
いかがでしたでしょうか?
カラットは、ダイヤモンドの大きさやサイズではなく、重さを表しています。
ダイヤモンドの大きさによって価格は変動し、婚約指輪には0.3カラットのダイヤモンドを選ぶ方が多いです。
ダイヤモンドの大きさを選ぶ際は、相手の指や雰囲気に合っているか確認をしながら選ぶことをオススメします。
モニッケンダムでは、婚約指輪はもちろん結婚指輪と婚約指輪のセットリングも取り扱っています。
婚約指輪の購入を予算内で抑えたい方や、セットリングにするか悩んでいる方はお気軽にお問い合わせください。