親族や友人、職場の人へ結婚報告をしよう!タイミングやポイントをチェック

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結婚は人生の中でも特に大きなイベントです。結婚が決まった後は式や引越しの準備で何かと忙しい日々が続きますが、忘れてはならないのが結婚の報告です。家族や友人への結婚報告は、今後の人間関係にも関係する大事なポイント。結婚の際には職場での手続きも必要になるため、職場への報告も重要です。周囲の人たちに祝福される幸せいっぱいの結婚を迎えるために、結婚報告の適切なタイミングや注意点をしっかり覚えておきましょう。

「結婚報告」なぜ必要?

婚約が決まった後は、周りの人に結婚することを報告するのが一般的。ですが、そもそも結婚報告とは何のために行うのかご存知でしょうか。
まず必要なのは職場への報告です。結婚式当日はもちろん、その後のハネムーンや新居に引っ越す際の準備などがある場合、結婚式以降もたびたび休暇を取得しなければなりません。妊娠している場合は長期休暇を取得するケースも考えられるため、結婚後も仕事を続けるのであれば職場への結婚報告は必須です。結婚して名字が変わった場合、氏名の変更や福利厚生に関するものなど、職場で必要となる手続きは様々。社会人として当然の礼儀でもあるため、今後の人間関係に影響が出ることのないようしっかりと伝えましょう。
もちろん職場だけでなく親族や友人への報告も必要です。結婚式をする場合は招待したい人をリストアップすると報告を行う際もスムーズですよ。
また、結婚報告前には夫婦間での話し合いも必要です。職場に退職の有無や居住地の変更を伝える必要があるため、結婚後に仕事を辞めるかどうか、引越しをするかなどをあらかじめ決めておきましょう。結婚報告の際はどのタイミングで何を伝えるか、どの情報をいつ解禁するかを明確化しておくことも重要です。

結婚報告のタイミングや順番について|相手別にチェック

人間関係にも影響を与える大事な結婚報告ですが、そのタイミングは報告する相手によって異なります。お互いの家族や友人への挨拶のポイントや、職場での結婚報告の際に覚えておきたいマナーについて解説します。

まずはお互いの両親へあいさつ

結婚が決まったら、まず始めにお互いの両親へ挨拶に向かいます。好印象を持ってもらうためには、「結婚を決めました」と宣言するのではなく結婚を認めてもらえるようにお願いをするのが基本。また、結婚式の日程や会場については、双方の両親の都合を考え意見も聞きながら考えるのが良いでしょう。
挨拶に行く順番は、先に女性側の家に伺うのが一般的。女性側の両親に結婚の承諾をもらってから男性側の家に挨拶に行くという流れを覚えておきましょう。

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職場へのあいさつは、順番を意識すること

職場での結婚報告の際に大切なのが挨拶する順番です。会社での役職や年齢などを考えて、失礼がないように報告を行いましょう。以下、一般的な報告の順番です。

  1. 直属の上司
  2. その上の上司
  3. 部署の同僚
  4. その他、関係性のある部署

休暇の取得や結婚後の手続きなど、結婚に際してやるべきことは様々。妊娠している場合は長い産休を取得することも考えられます。仕事のスケジュール調整が必要になることもあるため、直属の上司にはなるべく速やかに報告するのが大切です。 その他の同僚や会社内への報告は、上司と調整しながら発表するようにしてください。結婚報告はあくまでプライベートな内容のため、就業時間外に報告するのがマナーです。

友人への報告は、モヤモヤ感を残さないかがポイント

友人への結婚報告では、仲のいい人をモヤモヤさせないよう差を作らないのが重要。グループの中で結婚の情報を聞いている人と聞いていない人の差が生まれると、後から知った人を傷つけてしまう可能性も。ただし、特別な友人には真っ先に報告してもOK。大切な親友や夫婦共通の友人には一番に報告すると、結婚を聞いた相手も喜んでくれます。
結婚式に招待したい友人には、招待状を送る前に電話などで直接報告するようにしてください。報告したい友人が大勢いる場合、連絡に時間がかかってしまいがち。結婚の噂が広まり、まだ聞いていないという人が現れないよう「直接伝えたいからまだ秘密にしておいて」と伝えておくのを忘れないように気をつけてください。
以下、友人内での報告の順番です。

  1. 親しい友人
  2. 結婚式に招待する友人
  3. 式に招待しない、その他友人
親族への報告は、親を頼ってみること

親族への報告する際は、親を頼っても大丈夫。親しい親族には自分の口から、あまり付き合いのない遠い親戚には親を経由して伝えてもらうという形をとっても問題ありません。そのため、報告する前には誰を結婚式に招待するかも含めて親と相談しておくとスムーズです。
結婚式に招待する親族には、式のことや費用について詳しく話してみるのもおすすめです。

SNSでの結婚報告は特に注意!

Twitterやインスタグラムなど、SNSでの結婚報告する場合は文面に注意しましょう。単なる幸せ自慢と思われるような投稿は周囲の反感を招いてしまい、あまり好意的に受け入れられない可能性もあります。
また、SNSでの結婚報告は文面だけでなく写真選びも大切。後からその投稿を削除したとしてもインターネット上にデータが残っている場合もあるため、リスクを理解してから投稿するようにしてください。

幸せのおすそ分け!結婚報告は心地良い印象を与えることがポイントに!

結婚は幸せいっぱいのビッグイベント。結婚報告もまた、今後の人間関係を左右する可能性のある重要なものです。職場での報告はもちろん、家族や友人といった近しい人への報告に関しても最低限の礼儀は欠かせません。自分の幸せを自慢していると捉えられないためには、「幸せをお裾分けする」意識を持つようにするのが大事。周りの人にも良い印象を与えられるよう、マナーを意識して結婚報告を行うようにしましょう。

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