美しい輝きを永遠に|ジュエリーと宝石のお手入れ方法とは?

ジュエリー

大切なジュエリーを長持ちさせるためには、お手入れに気をかけることが重要となってきます。いつまでも宝石の輝きを失わないよう、ジュエリーのお手入れ方法をしっかりと知っておきましょう。ちょっとした心掛けで、常に美しいジュエリーを身に着けることが可能です。今回は、美しさを保ち続ける宝石に併せたお手入れ方法、注意点などをご紹介いたします。

ジュエリーのお手入れは「こまめに」が鉄則

お気に入りのジュエリーや大切な方からもらったジュエリーがある!という方も多いのではないでしょうか。そんなジュエリーのお手入れは、こまめにすることが大切です。

まず、ジュエリーを着用したあとは、できるだけ早く柔らかな布などで汚れや汗、皮脂を拭き取る必要があります。汚れをそのままにしていると宝石本来の輝きが失われてしまうので、面倒がらずに日々心掛けましょう。

そして、お手入れも大切ですが、なにより日頃から「綺麗に使う」ことを意識することが重要となってきます。汚れがつかないようにするほか、化粧品や香水、ハンドクリームといった油分・アルコールもジュエリーの天敵になりえますので注意して下さい。もし油分・アルコールがついてしまったら、すぐさま拭き取る必要があります。

また、お風呂やプールなど水に触れるときは、ジュエリーを外した方が良いでしょう。石鹸や湯垢などによってジュエリーが汚れてしまうほか、塩素や硫黄などによっては変色する可能性があるからです。中には、日常生活で結婚指輪を一切外さないという方もいらっしゃいますが、宝石を長持ちさせるためには良いことではありません。

身なりを整える際はジュエリーを一番最後につけて、自宅に戻ってきたら一番最初に外すことが鉄則です。日々のちょっとした気配りで、ジュエリーの輝きを末永く保つことができます。

汚れがひどいときには「中性洗剤」を使ってケア

日頃からこまめにジュエリーのお手入れを行っていたとしても、汚れが蓄積して拭くだけでは対応できなくなってくることがあるでしょう。細かな装飾部分には指が入らず、掃除ができなくて困っているという方もいるかと思います。

そんなときは、ジュエリーのケアとして、中性洗剤を使用することがおすすめです。使用の頻度にもよりますが、1ヵ月に1回を目安に、時間をかけて大切な宝石をケアしてください。

スペシャルケアは自宅にあるもので、簡単にすることができます。
まず、食器用の中性洗剤をぬるま湯に溶かして、ジュエリーを数分つけ置きしてください。すると、汚れが浮いてきますので、柔らかいコスメ用のブラシなどでこすって落とします。
最後に、洗剤をしっかりと洗い流し、水分を拭き取ったら完成です。

ケアの注意点

ジュエリーをケアする際には、いくつか注意点があります。

水に濡らすと変色してしまう宝石があるので、事前に宝石に適したお手入れ方法を確認してから開始して下さい。パールや珊瑚、琥珀、トルコ石、エメラルドなどが例としてあげられます。
また、汚れをブラシでこする際は、宝石を傷つけないように細心の注意をはらって下さい。

宝石は特徴に合わせた繊細なお手入れが必須

同じジュエリーでも水に弱い、摩擦に弱い、衝撃に弱いなど、宝石と一言にいっても特徴はさまざまです。基本のケアだけでなく、それぞれに合わせた繊細なお手入れが必要となります。
今回は定番の宝石「ダイヤモンド」「ルビー」「サファイヤ」に絞って、お手入れ方法をご紹介いたします。
ダイヤモンド
一番硬い宝石とも言われているダイヤモンドですが、油分がつきやすい性質と熱伝導性があります。そのため、汗や化粧品の成分がつくと、表面が濁ったりくもったりすることが多いです。
そんなダイヤモンドの汚れは、先ほどご紹介した方法通り中性洗剤とぬるま湯を混ぜたものにつけ、ブラシで優しくこすり落として下さい。汚れが頑固な場合は、1日つけ置きしても大丈夫です。

ダイヤモンド

一番硬い宝石とも言われているダイヤモンドですが、油分がつきやすい性質と熱伝導性があります。そのため、汗や化粧品の成分がつくと、表面が濁ったりくもったりすることが多いです。
そんなダイヤモンドの汚れは、先ほどご紹介した方法通り中性洗剤とぬるま湯を混ぜたものにつけ、ブラシで優しくこすり落として下さい。汚れが頑固な場合は、1日つけ置きしても大丈夫です。

■注意点
長年使用していると、ダイヤモンドを留めている部分が破損したり歪んだりしやすいので気をつけて下さい。また、硬い宝石だからといって、ゴシゴシと強い力でこすってはいけません。ダイヤモンドは一定方向の力に弱いので、ダイヤモンド同志をぶつけたりして衝撃を当てないようにしましょう。

関連記事:ダイヤモンドには、種類がたくさん!カットやカラーについて知ろう

ルビー

鮮やかな赤色が魅力的なルビーですが、熱や衝撃に強くお手入れがしやすい宝石です。色落ちしにくいので、中性洗剤を使用してお手入れが行えます。ルビーは乾いた布で磨く方法も適しているので、ジュエリー専用の乾いたクロスで簡単にお手入れすることが可能です。

■注意点
グレードの低いルビーは衝撃により、割れ目にそって破損してしまうことも多いようです。他のジュエリーとぶつからないように、お手入れ・保管の際は気をつけて下さい。熱には強いですが直射日光に当て続けると、せっかくの美しい赤色が褐色してしまうことがあります。

サファイア

サファイアは非常に硬く、酸や熱、衝撃に強く、傷がつきにくいのでお手入れの手間がかからない宝石です。ダイヤモンドやルビーと同様に、中性洗剤を使って洗うことができます。

■注意点
透明感がある宝石なので、表面だけでなく裏側の汚れも見た目に影響が出てしまいます。柔らかい布でこまめに汚れを拭きとり、透明感が持続するように心掛けて下さい。

まとめ

ジュエリーや宝石の輝きを少しでも長く保つためには、お手入れが必須となってきます。日頃からこまめに拭き取ることはもちろん、宝石に合わせた方法でケアすることが大切です。ジュエリーの輝きをいつまでも保つために、宝石のお手入れや保管方法をもう一度見つめなおしてみましょう。