ダイヤモンドと聞くと、指輪についている四角形や丸い形をした白いものをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
実はダイヤモンドの形は様々で、白色だけではなく色がついているカラーダイヤモンドも存在します。
カットやカラーダイヤモンドの種類をいくつかご紹介します。
カラーダイヤモンドについて
カラーダイヤモンドの色は大きく分けると12種類存在し、「天然」「人工」に2種類に分けられています。
まずはカラーダイヤモンドの中でも代表的なものをいくつかご紹介します。
レッドダイヤモンド
レッドダイヤモンドは「永遠の命」「慈愛に満ちた想い」という意味があり、結婚指輪にはピッタリのダイヤモンドです。
華やかな色合いで目をひく人気が高いダイヤモンドですが、天然のレッドダイヤモンドは非常に数が少なく、年間でも数十個しか産出されないほど貴重なものになっています。
ブルーダイヤモンド
ブルーダイヤモンドは「永遠の愛」「幸運」という意味があり、人気の高いダイヤモンドです。
落ち着いた色合いながらも煌びやかで、シルバーやプラチナのリングとも合わせやすく、婚約指輪や結婚指輪の裏側に埋めるシークレットストーンにもおすすめのダイヤモンドです。
ピンクダイヤモンド
ピンクダイヤモンドは「完全無欠の愛」「婚約」「求婚」などの意味があり、まさに婚約指輪・結婚指輪にふさわしいワードが込められています。
かわいらしい色合いと込められた意味から、女性からの人気が特に高いダイヤモンドです。
ちなみにピンクダイヤモンドが濃くなって赤くなったものがレッドダイヤモンドです。
ブラックダイヤモンド
ブラックダイヤモンドは「成功」「カリスマ」などの意味があり、恋愛だけではなく仕事にも関連した意味をもつダイヤモンドです。
そのクールな色と込められた意味から男性からの人気も高いダイヤモンドでファッション性も高く、おしゃれに見せることができるのもポイントです。
ダイヤモンドのカットとは?
ダイヤモンドの形や輝きを決めることになるカットは、大きく分けると「ブリリアントカット」「ステップカット」「ミックスドカット」「その他のカット」の4種類です。
それぞれのカットごとにさらに何種類かのカットが存在するのですが、その中から特に人気のある代表的なカットをいくつかご紹介します。
ラウンドブリリアントカット
光が全反射して上部から光がでるような形になっている、王道で非常に人気の高いカットがこのラウンドブリリアントカットです。
「ダイヤモンド」と聞いた時に多くの方が連想する、円錐台の形をしたデザインで婚約指輪や結婚指輪の定番になっています。
エメラルドカット
ダイヤモンドを長方形にカットすることで、透明感・透明度を意識した輝きを出すことができるのがこのエメラルドカットです。
特に壊れやすい角の部分も削るので、他のカットと比較して破損しにくいというメリットもあります。
あまりギラギラしているのが苦手という方や、透明なダイヤモンドの輝きを楽しみたい方におすすめです。
ローズカット
ダイヤモンドをバラのつぼみのようにカットすることで、自然な透明感を出すことができるのがこのローズカットです。
ロマンティックな雰囲気を演出することができますが、ギラギラとした輝きではないので、柔らかい輝きを楽しみたい方におすすめです。
プリンセスカット
カット面の数が多く、細かく、バランスが良い輝きを出すことができるのがこのプリンセスカットです。
カット面を多くすることで独特の反射光を生み出すようになっているので、高貴な印象の輝きを楽しみたい方におすすめです。
ペアシェイプカット
大粒のダイアモンドなどにも使われている、洋梨の形をしたカットがペアシェイプカットです。
片方の先端が尖っていて、もう片方が丸みを帯びているのが特徴で、指を細長く見せる効果が期待できます。
美しさとエレガントさを兼ねそろえた女性人気の高いカットの一つです。
大切な人とずっと着けるものを選びましょう
相手の方とどういう家庭を築きたいか、相手の方がどういうものだったら喜んでもらえそうか、ということを意識して、二人で末永く着けることができるものを選びたいですね。
それぞれの色やカットがどういったものなのかを確認するためにも、まずは店舗にいって一度装着してみたり相談してみるのが良いでしょう。